あけましておめでとうございます。イラストレーターのタカタカヲリです。
晴れ晴れとした穏やかなお正月ですね。いかがお過ごしでしょうか。
我が家では、お正月に『天神さま』の掛け軸を飾ります。
オットの郷里である富山県高岡市では、長男が生まれると天神飾りを贈るという風習があるのです。
なので、この掛け軸はあくまでも上のムスコのもの。
次男である下のムスコと、三男のオットには天神飾りはありません。
ちなみにオットの実家には、掛け軸が三幅あります。義父のと義兄のと甥っ子のと。
お正月には、毎年床の間に、三人の天神さまの肖像がズラリと並びます。
「お父さんの天神さまは優しい顔立ちよね」とか「○ちゃんの天神さまはキリッとしてイケメン」
などという会話が毎年一回は繰り広げられるわけです。
加賀前田家のご領地だった金沢と、富山県の呉西地方は、特に天神信仰が強いとのこと。
三代藩主常利以降、菅原道真公を祖先として厚く敬っていたという話なので、
その影響が今も残っている、ということなんでしょうか。
こちら天神さまの掛け軸。
どうぞ下のムスコの受験に力をお貸しくださいませ、と祈らずにはいられないハハゴコロ。
『・・・苦しい時だけ頼りおって』・・・天神さま困ってらっしゃる?苦笑