描くコト 紡ぐコト

描く。紡ぐ。奏でる。遊ぶ。寝る。食べる。 時々、怠ける。 うそ。ほとんど怠けてるかも笑。 イラストレーターのタカタカヲリです。

2008年10月

私に音楽の扉を開いてくれた、「Bay City Rollers」
70年代後半に一世を風靡した、元祖アイドルロックグループ。
彼らをきっかけにして、洋楽を聴くようになった私。
そういう意味では、 私にとっての「偉大なフロンティア」。

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やれ「実力がない」「演奏してない、口パクだろ」などいろいろ言われてましたが、
明るくて軽快な楽曲、シンプルなアレンジ、美しいハーモニー、
今聴いても、全然古い感じはしません。
それに最近、CMやバラエティ番組のBGMで流れてる事多し。
BCRをオンタイムで知らない世代だって、その曲を一度は聴いた事があるハズ。

彼らのレコードはずっと廃盤扱いだったのですが、
この度、音源をCD化して、 おまけに紙ジャケで発売されると聞いて、一気に5枚、大人買い。

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振り返ってみれば、
彼らがユニフォームのように着ていた「タータンチェック柄」を集めてみたり、
(そう言えば、BCRの熱狂的なファン達のパワーを
「タータンハリケーン」なんていう言葉で表現されてたっけ)
彼らの履いていたのと同じの、アディダスのバスケットシューズを履いてみたりもした。
ああ~~カワイイ。そう、こんな私でも、カワイイ時代はあったのでした。

さすがにCDのジャケットも中身も、とってもアイドル臭いデザインで、
(昔の)オトメゴコロをくすぐられますね~~。笑

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音楽には不思議な力がある。
10代の頃聴いてた曲を聴くと、10代の自分が見てたもの、匂い、感触、思い、
いろんな記憶が、一斉にカラダの中で立ち上がってくるカンジがする。
CDの中の彼ら、それを聴く私。どちらも、30年の年月を経ているんだけど、ね。

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10月は、ピンクリボン月間だそうです。
全国各地で、いろいろなイベントが開催されてますね。

昨年、私もちょっと気になることがあり、
初めてマンモグラフィとエコーの検診を受けました。

コワい病気だったら・・・というシンパイもさることながら、
「果たして、この限りなく平らな私のムネを、挟んだり伸ばしたりできるのかどうか」
超現実的なシンパイが、まず最初に私の前を立ちはだかりました。
だって、自分の中の勇気をかき集めて検診に行ったその先で、
「あなたのムネでは、マンモグラフィ検診に向きませんね~」
かなんか、言われちゃった日には・・・想像するだけでミジメなキモチになりそうですもんね。

でもぜんっぜん、ダイジョブでした~~~
私のシンパイをよそに、検査技師の方は不安を優しく拭うべく、
始終声をかけてくださり、レントゲン撮影はは速やかに終わりました。

その時の検査では、とりあえず乳がんではないことがわかり、本当に安心したものです。

最近はピンクリボンキャンペーンにより、乳がんの早期発見の啓発に力が入れられてますし、
検診も昔に比べて、気軽に受けられるようになった印象があります。
「自分のカラダは自分で守る」
そんなキモチで、一度検診を受けてみたらどうでしょう。

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ごぶさたしてます間に、一つ年をとりました。
すなわち、誕生日を迎えた、というコトです。40代半ばになってしまいました。
「不惑」の年齢に突入してもう既に何年か経ってるワケです。
とっくにいろんな事を達観してて良い年です。

でも、今もって、なんの迷いもなく過ごす人生とは言いがたい。
毎日毎日思い悩むことばかりです。
自分はまだまだだ。もっともっと大きくなりたい。
どうしたら、もっと大きくなれるんだろう・・・?

それに、年齢が年齢ですから、あせりもあります。
エドはるみ曰く「私には時間がないんです!」まさにそんな思い。

大人になったら○○○になりたい。誰しも子どもの頃に夢があったことでしょう。
今の私は、とりあえず、希望通りの仕事をしていますし、家族もいる。
大きなくくりとしては、「夢は叶って」いると言っていい。
でも、やっぱり、今の自分は「夢のかなっている自分の姿」とはほど遠いのです。

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「看護士さんになりたい」と思ってた人が希望通り看護士さんになったとします。
子どもの頃の夢は叶ったワケですね。
でも、みんなそうなんでしょうけど、
看護士の仕事の中で、もっとこうなりたい、ああなりたい、という希望が出てきます。
希望が出てこない、という事は、仕事師として問題アリですよね。

そんな風に、人間はずっと何かを追いかけて生きていくものなんだろうな、と思います。
一つ一つ、小さい夢(ノルマ)を重ねて(クリアして)いって、
その重ねたものを土台にして、もっと上を目指していく。
その小さい夢というのは結局のところ、日々の細かい細かい仕事なんでしょう。
目の前の小さい仕事達に、誠意を持って全力を注ぐことが、夢に向かって行く足場になっていく。

届きそうもない、はるか彼方の方を眺めて、ため息をつくよりは、
今の自分の足元をしっかり見て、一歩一歩踏みしめて行くべきなんでしょうね。
と言うより、そうするしか他はないです。
時間がないので(笑)ちょっとだけ歩みを早めて、でもコツコツと。

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