こんにちは、イラストレーターのタカタカヲリです。

8月も残すところ一週間足らず。
カラダにまとわりつく蒸し暑さの中にも、
ほんのちょっぴり秋の匂いを感じる昨今です。

以前、お仕事をご一緒させていただいた本作り 空さん。
そちらのサイトで連載コラムが始まりました。
そして、そのイメージイラストを描かせていただくことになりました。

悪役ファイル」 001「フック船長」ピーターパンより
イメージ 1
コラムの執筆者は、児童文学作家の本木洋子さんと村中李衣さん。
古今東西の「悪役」を取りあげ、曇りのない眼差しで彼らを検証するというような内容です。
(あくまでも、タカタの解釈ですが…)
ともすれば、ヒーローやヒロインよりも、人間臭く愛すべきキャラクター揃いの彼ら。
そんな「悪役」にスポットをあてたコラムです。

「善と悪」という視点で考えた時、
「悪」の中にこそ人間の本質、真実が隠れているじゃないかな、なんて思ったりします。
際限のない欲望や悲しみ、弱さ、などなどなど。
そして人は、そんな底知れぬ暗闇に、心ならず惹かれてしまうことも確か。
悪役の持つ、魅力的な世界が描ければなぁ…という思いです。